公益財団法人 大分県自治人材育成センターは、県と市町村がそれぞれ実施してきた職員研修を一元的に行うことを目的として平成26年1月に設立されました。
研修事業の一元化により、効果的かつ効率的な各種研修を実施するとともに、県職員と市町村職員間のネットワークづくりに努めるなど、県内自治体職員の人材育成を推進しているところです。
我々自治体を取り巻く社会情勢は大きく変化しており、加速する人口減少・少子高齢化の進展をはじめ、大規模災害・感染症リスクの増大、デジタル社会の進展など、地域社会の課題は多種多様化しています。
こうした諸課題に地方自治体として的確に対応していくためには、地域のことを自律的かつ戦略的に考えて行動できる自治体職員の育成に継続的に取り組んでいく必要があります。
自治体職員一人一人の資質・能力の向上は、自治体の行政レベルの向上にもつながることから、当センターでは、引き続き、県内自治体職員の人材育成の拠点として、地域社会を支える職員の育成に積極的に取り組んでまいります。
令和6年4月
公益財団法人 大分県自治人材育成センター
会 長 中野 五郎(臼杵市長)